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コラム

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2023.08.15

【解決事例】ご依頼から2か月程度で協議離婚する結果を獲得できた事案

依頼された方

・20歳代
・男性

相談までの経緯

相談者は、相談者の婚姻期間中の金銭問題が大きな原因となり、妻から離婚を求められ、条件面の交渉をし始めたばかりの状況でした。
当初こそ、条件面の交渉には自身で対応していたものの、金銭問題に関して妻側からの追及が厳しくなり、相談者はその対応をするたびにだんだんとつらくなり、今後の対応を自分自身で行うことは精神的に無理だと考え、当事務所にご相談に来られました。

相談後、当事務所弁護士が対応した結果

離婚に関する交渉代理のご依頼を受けた弁護士は、すぐに相手方に通知を送り、依頼者がつらい思いをする交渉対応の一切を引き取りました。
依頼者に後々お聞きしたところ、当時は本当に気持ちが滅入ってしまっていて、交渉の中に弁護士が入ったことそれ自体でかなり気持ちが救われたとのことでした。

弁護士が条件面の交渉を引き取ったところ、間もなく妻側にも代理人弁護士が就いたため、以後の交渉は代理人同士でやり取りをする形で進みました。
代理人弁護士が入る前の当事者本人同士で話し合いをしていた際は、感情的なやり取りが多く、依頼者は話をするたびに精神的に疲弊していましたが、双方に代理人弁護士が就いたことで、少なくとも依頼者に関しては、自身が苦痛を感じるような感情的なやり取りが生じる場面はほとんどと言っていいほどなくなりました。
そうしたところ、だんだんと双方が本件紛争を解決するためにどうすべきかという視点を持てるようになり、争いのある条件面について、自然と議論が建設的な内容に変わっていきました。

その結果、男性側の離婚案件であるため経済的な負担はある程度生じる内容にはなりましたが、本人が想定していた内容よりも条件面での負担を軽減した内容で合意をすることができ、終わってみれば、依頼から2か月程度という早い期間で依頼者を精神的苦痛や不安から解放する結果を提供することができました

弁護士からのコメント

本件では、ご依頼をいただいたことで当事者双方に代理人弁護士が就き、その結果、当事者間のやり取りではどうしても生じがちな感情的なやり取りが大幅になくなったことが紛争の早期解決につながったものと思います。

離婚に関する紛争は、ご承知のとおり、感情的なぶつかり合いが生じやすいものです。
しかも、そのようなぶつかり合いは、往々にして、今になっては変えようのない過去の出来事についてそれぞれの主張・思いが衝突して起きること多いように思います。
変えようのない過去の出来事について議論をすることが必要な場合ももちろんありますが、この記事をご覧になっている方の中には、そればかりがテーマになってしまい、離婚の条件面に関して真に話し合う必要がある事柄についての議論が遅々として進まないと感じている方も多いと思います。

そのような事案の場合には、弁護士を間に入れて交渉を行うことで、感情的な議論に時間を割くことを減らし、その分、解決に向けて必要な議論に集中できる可能性が高まります

今回の事案では、交渉のより早い段階で、双方が解決のために必要な議論をすることに集中でき、依頼者に良い結果を提供することにつながったと思います。

依頼者の方からもアンケートにて感謝の声をいただけました。

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